前回と同様に、賃貸に住み続けるか、自分の家を無垢材で建てるかについての話を続けます。前回も持ち家思考いついて考えましたが、これについて、次はどうすれば日本の持ち家思考が少しでも変わるかについて考えてみます。それはずばり、賃貸をもっと利用しやすくするの一言に尽きると思います。日本の賃貸のシステムで最も嫌われるのは、敷金、礼金システムがあるのでないでしょうか。特に礼金です。これって単に業者への利益になるだけであり、部屋を借りる側としては何のメリットありません。賃貸業者によっては、礼金ゼロというところもあるにはあるのですが、ゼロであるところのほうが圧倒的に少ないのではないでしょうか。敷金については賛否両論ありますが、ポイントは修繕に使わなかった分が戻るか否かだと思います。ほとんどの場合が戻ってこないのではないのでしょうか。このような状態が改善されれば、日本の持ち家思考も少しずつかわってくるのはないでしょうか。